TOP > 薪ストーブのある家 魅力と特徴
薪ストーブは、電気や化石燃料を使わず、環境にも私たちにもやさしい道具です。しかも最近は高いデザイン性を兼ね備えているところから薪ストーブ人気が高まっています。
しかし「知り合いの家も薪ストーブにした。」「興味はあるけど実際はどうなんだろう?」「薪ストーブの魅力はどこにあるのか?」という方が多くいらっしゃるのも事実です。
薪ストーブは想像以上に家族の生活を変える力があります。
今、わたしたちの生活は最新のモノに囲まれ利便性は増す一方です。
でも子供の頃に外で遊んだ時のように、小さな発見が減っているかも知れません。
薪ストーブは、ボタン一つで暖かくはなりませんが、子供や家族と薪を割り、焚き付けの扱い方や火のおこし方を身を持って知ります。
コツや工夫を掴む発見。道具を使う楽しさが薪ストーブにはあります。
それは豊かさのひとつだと土屋建設は考えます。
薪ストーブは古いモノ、昔のモノと思っている方もいらっしゃいます。
私たちのお爺さんやひいお爺さんの世代ではまだまだ薪ストーブが一般的でした。
しかし、今では構造や燃焼効率などの改良が重ねられ、お客様のニーズに合わせデザインも多様です。
オシャレなインテリアとしての存在感があり、好みのものを選べるのも大きな魅力の一つです。
薪ストーブからリビングの設計をすることも最近ではよくあることです。
薪ストーブの楽しみの一つは炉内に揺れる火の影。キャンプの夜の心地よい時間のように、炎をみつめていると安らぎを覚えます。
不規則的に動く炎のゆらぎは自然の中にある「1/fゆらぎ」。
心地よいそよ風や、神秘的な月の光、心臓の鼓動も同じ「1/fゆらぎ」を刻みます。火は美しいだけではなく、私たちに近い波動をもっているのです。
薪ストーブが作りだすのはもちろん雰囲気だけではなくその暖かさです。
薪ストーブは、輻射熱という目に見えない熱線(遠赤外線)によって部屋を暖めます。
輻射熱は光のように私たちの身体に届きます。
現在のような化石燃料が主流の他の暖房に比べて体の芯まで暖まるという特徴があります。
特に電気が無くても火をつけられることから、災害時に強い暖房として急速に人気が高まっています。
薪を使うことで木を育て森を再生させ、環境を守る事につながる理由はあまり理解されていません。
一方的に二酸化炭素量を増やす化石燃料と違い、薪を燃やして出る二酸化炭素は、その木が育つために吸収したものと同じ量です。
木の成長には約30年ほどの期間が必要です。この間に二酸化炭素を吸収し、成長が止まるとその呼吸は一気にゆるやかになります。
計画的に伐採し、苗木や植え木の成長を促すことで、地球温暖化の防止に有効と考えられています。
これがカーボンニュートラルと呼ばれる考え方です。