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自然素材の家でシックハウス対策をしませんか?

 

シックハウス症候群という言葉は、多くの方が聞いたことはあるのではないでしょうか。
シックハウスとは、名前からも意味が分かるように「病気の家」という意味で、住宅の室内空気が汚染されていることです。
そこで今回は、シックハウス対策ができる自然素材について詳しく解説していきます。

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□現代においてシックハウスの危険性が高まっている!

現代の家は、シックハウスになりやすいことをご存じでしょうか。
その理由を主に2つご紹介しますね。

1つ目は、住宅の建材や資材の主流が変わってきたからです。
昔は木材で柱や床を作り、自然素材で建具を作ることが多かったのですが、現代では集成材やフローリング、クロスなどの工場で作られるものが多くなってしまったのです。
そのため、揮発性の有害化学物質が私たちの身の回りに存在してしまうことになったのです。

2つ目は、断熱性能や機密性能が高まったからです。
現代の家では、断熱性能や機密性能が高まったことにより、隙間風が入ることは少なくなりましたよね。
しかし、それゆえに室内温度が高く、湿気がたまりやすい環境になってしまったのです。

湿気がたまりやすい環境は、カビやダニが繁殖し、ハウスダストの原因になります。
定期的な換気がより重要になったと言えますね。

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□自然素材でどう対策できるの?

先ほどの内容から、シックハウス対策の重要性について実感していただけたのではないでしょうか。
それでは、代表的な3つの自然素材を例に挙げ、その対策について一緒に確認していきましょう。

まずは、無垢材についてです。
無垢材は、自然素材であるため、有害化学物質を一切含みません。
さらに、調湿効果があるので、結露を防止してカビやダニの繁殖を抑えられます。
無垢材は、フローリングなどに使用するのがおすすめです。

次は、珪藻土についてです。
珪藻土も有害化学物質を含まないので、安心の素材ですね。
さらに、有害化学物質のホルムアルデヒドを吸着させ、分解する効果もあるため、有害物質の放出を抑える役割を担うこともできるのです。

最後は、漆喰についてです。
漆喰は石灰が主原料の自然素材のため、有害化学物質を含みません。
そして、珪藻土と同様に、有害化学物質を吸着して、放出を抑える効果を持っています。
さらに、調湿効果にも優れているので、非常に万能な素材と言えますね。

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□まとめ

今回は、シックハウス対策ができる自然素材について解説しました。
現代の家はシックハウスになりやすくなっているので、特に自然素材について関心が高まってくると予想できます。
自然素材の家について、何かご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。


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