防音室の魅力について解説します!
注文住宅の購入を機に、新たな音楽の趣味を始めてみたい、あるいは映画を大音量で楽しめる環境をつくりたいとお考えの方はいらっしゃいませんか。
新たに始めたい方も、すでに上記のような趣味をお持ちの方も音漏れについて心配しますよね。
今回は注文住宅をご検討中の方に向けて、防音室の魅力について解説します。
□防音室を自宅につくるメリットとは
防音室を自宅につくるメリットはたくさんあります。
まずは、スタジオ代がかからないという点です。
大きな音が出る楽器を演奏する場合は、日中にするか、もしくは音楽スタジオ・カラオケなどの有料施設に移動して演奏する場合が一般的ではないでしょうか。
1回の料金はそこまで高くないにしても、回数を重ねていくごとに経済的なデメリットも大きくなっていきますよね。
防音室を自宅につくってしまえば、スタジオ代、そして演奏時間や周囲に配慮する必要がなくなります。
そのため、自分が演奏したい時に自由に音楽を楽しめますよ。
また、自分のスタジオ・防音室を自由にカスタマイズできるので、機材や音づくりにとことんこだわれます。
さらに、音楽だけでなくホームシアターのようにも使えるんですよ。
防音性が完備されているので、映画をまるで映画館のような大音量で鑑賞しても、近所からクレームが来ることはありませんね。
□防音室づくりの際に気をつけて欲しいポイントとは
実は防音にはレベルが存在しています。
例えば、地下鉄がプラットフォームに近づいてきたときに発せられる音は100デシベルです。
とても大きな音だと感じるかもしれませんが、これだけではピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんね。
楽器の音の例を出すと、ギターで80デシベル、ピアノで100デシベル、ドラムで120デシベルです。
つまり楽器と地下鉄は、ほとんど一緒の大きさの音を出しているということになります。
こういった数値を知ると、防音はとても重要であることを理解していただけるのではないでしょうか。
そして、近隣住民に迷惑にならないような防音対策をする際の基準が「遮音等級(Dr等級)」というJIS規格で定められているものです。
例えば、ドラムを使用する場合は「D-65」から「D-75」程度の遮音等級が必要になります。
どの程度防音に気をつけたら良いか分からない方も、一緒に考えていきましょうね。
さらに防音室で注意して欲しいのが、空調です。
気密性が高くなるため、高温や多湿などで機材を傷めてしまうことのないように、エアコンの設置と空気をしっかり循環させる空調設備で対策をしていきましょう。
無垢材内装の防音室が優れている理由
無垢材の持つ特性が楽器にも音にも良い影響を与えるので、無垢材の内装は防音室の性能を高めます。
調湿性
無垢材の湿度を調整する働きが、湿度からも乾燥からも楽器を守ります。
吸音性
無垢材には、低音から高音までの様々な音をバランスよく吸収する働きがあります。その結果、音がまろやかになる為、コンサートホールなどでも多く使われています。
□まとめ
今回は防音室の魅力について解説しました。
是非参考にしてみてくださいね。
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