人間が進化する過程で常に一緒にあるものそれが自然。 私たちの体はすべて自然に対応して進化してきたはず
木材の健康へのプラス影響 その2
医薬品の研究開発で最も信頼性がある実験方法ですが
被験者は、どれが本物かわからない状態で実験をして、効果が出れば、その薬は確実に効果があると判断出来るという方法。
木材も、本物なのか 偽物なのか 分からない空間に入ってもらって、
そこで本当に、リラクゼーション効果があるとか、集中力を高める効果があるとか、睡眠を高める効果がある ということが判れば
それは紛れもない事実となるわけです。
今まで科学的なデータで そういう研究はどなたもされてなかったところ
九州大学の清水先生は そこの研究にチャレンジされたそうなんです。
睡眠と湿度の関係でいうと
木の空間で睡眠をとると
寝苦しくないっていうのは誰もが経験しているものですよね。
研究の前から調湿作用があると 分っていることでありました。
要するに湿度が高い時には下げること
日本は梅雨時期とか非常に湿度が上がっていって湿度が高いがゆえに不快に感じ
てきますよね
そういうものを細い材料レベルでの研究は これまで されてきましたが
本当にそこで人に寝てもらったときに 湿度が下がるのかどうかっていう実験は
これまで清水先生たちの研究以外は誰もやって来なかったんですね
研究では実際に被験者に偽物の空間(非無垢材)ちょっと失礼ですけれども
木の空間で寝てもらい、呼吸をしたり汗をかきますよね 部屋の中の水分濃度で
上がっていくそうです。
実は内装の木材の香りであったり湿度を下げる効果その2つが睡眠の質を高めるのに関わっている
それを明確に示したそういう実験データになりますね
睡眠についてもまださらにいろんな研究があるそうです。
8時間寝るその時間の中の何時間深い睡眠なのか
何時間浅い睡眠なのかということを数値化することができるそうです。
そして良い睡眠というのは 深い睡眠時間が長く、浅い睡眠時間が短い
というのが良い睡眠であって 悪い睡眠というのはその逆ですよね
木の空間とそうでない空間でそれを比較されて そうすると明確に深い睡眠の時間が木の空間では長く
浅い睡眠の時間短くなったそうです。
そのメカニズムは何なのかっていうのが先ほどご説明させていただいた調湿作用
それとあと木の香りです
この2つのマルチファンクション(先生は このように呼んでいる現象)
快適な睡眠を誘導しているというふうに今のところ考えられるそうです。
つづく
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