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剛床工法とは?メリット、デメリットを紹介します

 

「剛床工法とは何だろう」、「剛床工法のメリットやデメリットとは何だろう」という疑問はないでしょうか。

そこで今回は、剛床工法の構造と、そのメリット、デメリットについて紹介します。

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□剛床工法とは

床の工法には、大きく剛床工法と根太工法の2種類あります。

剛床工法は、近年の新築物件では、主流になってきています。
新築で見ることは減ったものの、改修工事で活躍しているのが、根太工法です。

剛床工法とは、根太レス工法の主流であり、名前の通り、根太がないです。
それに伴い他にも異なる部分が出てきます。

具体的には、「捨て貼り合板が24ミリメートルと、厚みが倍になる」、「大引きから直角方向に910ミリメートル間隔で小根太が設置される」、「土台天場から下に断熱材が入れてあり、厚みが増す」、「根太掛けが必要なくなる」です。

□剛床工法のメリット、デメリットとは

剛床工法にはいくつかメリットがあります。

1つ目は、水平方向に対する力に強く、地震や台風によって歪みにくいことです。

大きな地震が起こると、家への損傷は避けられないです。
そのため、床にも地震の対策を行っておきたいものです。

2つ目は、時間や費用が抑えられることです。

また、従来の工法より必要な材料が少ないです。
そのため、施工時間を短縮できます。
ムラが生じにくく、素早い施工がしやすいのです。

3つ目は、根太工法に比べて気密性が高いことです。

根太工法に比べて、気密性能が高いと言われているので、エアコンの電気代などを抑えられるでしょう。

もちろんデメリットもあります。

1つ目は、カビや腐敗です。

気密性が良いということは言い換えると、通気性が悪いということでもあります。
他の工法より気密性が高い分、部屋に空気がこもりやすいのです。

そのため、カビが発生しやすいです。
施工する際は、カビへの対策も頭の片隅に入れておきましょうね。

2つ目は、上階の音が下階に響きやすいことです。

剛床工法は、いわば太鼓のような構造です。
そのため、上の階の音が下の階に響きやすいというデメリットがあります。

あまりに音が響くようだと、生活に支障が出ることもあるでしょう。
解決策としては、防音材などで対策をとることをご提案いたします。

3つ目は、水平の精度が悪いことです。

剛床工法は、土台に直接合板を敷いていくので、水平の精度が基礎で決まります。
そのため、基礎が水平でないと、そのまま床も水平でなくなってしまいます。

剛床工法で揺れに強い

当社では このような 剛床工法でも

大引を通常の2倍の間隔で配置し仕口で組む 昔ながらの工法を組み合わせて施工しております。

地震の揺れに床と壁でしっかりと支えるからこそ、東日本大震災のような大地震にも耐えられるのです。

 

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□まとめ

今回は、剛床工法の構造とメリット、デメリットについて紹介しました。
剛床工法についてご不明な点等ございましたら、ぜひ当社にご相談ください。

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