薪ストーブがここち良い、家族団欒の家 【室蘭市】
家族構成 | 4人(子供2人) |
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工期 | 4ヶ月 |
構造規模 | 木造2階(ロフト付) |
間取り | |
敷地面積 | 105.68坪 |
延べ床面積 | 1F:17坪 2F:16坪 吹抜け:1.5坪 ロフト:5.25坪 |
建設地 |
出会い
ご家族とは、秋晴れの心地良い伊達市内の見学会にお越しいただいたのがきっかけです。
見学会へ訪れるのも初めてとお聞きしましたので、住宅についての説明と、当社の「こだわり」についてお話しさせていただきました。
ご夫婦とも構造体などの見えない部分にも興味を持たれ、長時間に渡り真剣に無垢材の説明を聞いて頂いたのが印象的です。
お帰りの際に「当社以外のメーカーさんも見学して違いを確認してください。」とお伝え致しました。
そして、数ヵ月後に開催した見学会で再びご来場いただきました。
お話しをうかがったところ、色々なモデルハウスを見学した結果、当社の考え方や創り方が気に入って頂けたようです。
また、見学会での住宅に設置されていた薪ストーブの前で長時間ごゆっくり過ごされ、
その場で家づくりを始めたいとの言葉を頂き、当社での家づくりがスタートいたしました。
こだわり
ご希望の学区、職場に自転車でいける等のご希望にあった様々な土地をご案内し、「これだ!」という土地を見つけることができました。
近くには公園もあり、当時お住まいだった社宅からも近く、日当たりや風通しが抜群の土地で、
近隣の家と道路とのレベルが少し高いので外と中との目線がずれて気持ち良く過ごせる立地です。
しかし、区画がとても大きく価格も高額のため不動産業者との交渉を重ねて購入のご決断をされました。
・木の香りがする空間で過ごしたい
・木組みが見えるデザインにしたい
・薪ストーブで焼き芋等を調理したい
・薪ストーブ一台でお部屋全部を暖めたい
・家族の存在が分かる空間にしたい
・トイレに素敵な手洗を設けたい
・食品保冷庫が欲しい
・子供部屋は後々仕切れるようにしたい
・ロフトがほしい
・住宅に合ったデザインの家具が欲しい
・薪小屋がほしい
・趣味の自転車を収納できるガレージが欲しい
・メンテナンス費用が掛からない様にしたい
・桐の空間で寝たい
・食器棚を内装デザインに合わせた形で造作したい
・2階にもトイレがほしい
・床下収納スペースが欲しい
・無駄な動線に費用を掛けたくない
等々、ご家族の考えをお聞きし、プランニングが始まりました。
プランニング
小高い土地での駐車スペースや家の配置を検討しながら、窓から差し込む光や風の流れを考えてプランニング致しました。
また、薪ストーブでの生活を快適に過ごせるよう薪小屋から薪ストーブまでの動線や、薪を乾燥させるスペースには、乾きやすい様に風が抜ける方角に配置いたしました。
吹抜けと階段と薪ストーブの位置を対面に設け、暖気が家じゅうにまわるように計画致しました。
当社の基礎はオリジナルの構造で、床下の高さが1mあり、LDKの各所に床下の出入り口を設け、収納スペースをたっぷり大容量設けました。
外壁には腐れに強く、油の多い赤身の杉板を採用し、屋根には無落雪で塗装の必要がないアスファルト系の屋根材を貼りました。
屋根も壁も一枚一枚の表情がわかる、趣のあるデザインです。
住み心地についてのオーナー様のご感想
ある日、ふと住宅見学会の案内チラシに目が止まりました。
有限会社土屋建設?「土屋」?大手住宅メーカーとは違うのかな?しつこく営業されないだろうか?
などと疑問や不安が湧いてきました。
しかし、木をふんだんに使った明るい室内の写真がとても印象的で、当時は家を買おうなどいう考えは全くなかったのですが、興味本位でちょっと見に行ってみようと思ったのでした。
見学会場では、チラシをはるかに上回る強烈なインパクトを受けました。
それは視覚的な美しさだけではなく、家中に広がる木の香り、人の声が心地よく響きわたる空気感…
それらがうまく組み合って、これまで見てきた新築住宅とはまるで違う印象を受けました。
そして、「有限会社土屋建設」のスタッフは私たちに対し、無垢材とは何か、自分たちが目指す家作りとはいかなるものか等々、丁寧かつ熱心に説明してきたことから、冷やかし半分で見に行った私たちでしたが、この日からすっかり「土屋建設」に魅了されてしまいました。
その後、打ち合わせと称して、何度も伊達のショールームに通うことになりました。
スタッフの皆さんは私たちと同年代ということもあり、打ち合わせはいつも「昔おばあちゃんちにあったお菓子」の話から始まり、気が付くと2時間も3時間も経過していることがしょっちゅうでした。
しかしその後は、斬新な家作りのプランが次々と提案されたことは言うまでもありません。
まとまりがなく、移り気の多い私たちのプランでしたが、彼らは嫌な顔ひとつせず、何度も何度も具体的な資料を作って見せてくれました。
私たちが特にこだわったのが、薪ストーブのある家にしようということでした。
ある見学会で初めて薪ストーブの家を見て、さらにそこでふるまってくれた焼き芋の味が忘れられず、家を建てるなら絶対に薪ストーブを導入したいと思ったのです。
これまで石油ストーブで育ってきた私たちが、急に薪ストーブなど使いこなすことができるのだろうか、という不安もありましたが、「使い方は簡単ですよ。うちの家は断熱がしっかりしているし、空気がうまく循環するような間取りにすれば、暖房は薪ストーブ1台で大丈夫!薪もうちが用意しますよ。」
という、強い自信を持った土屋さんの説明を信じて、薪ストーブ生活に向けた間取りを考えました。
土屋さんとお話をして、初めて規格住宅という言葉を知りました。
「郷の家」のカタログには25通りものプランが紹介され、その中には薪ストーブを置くことが想定されたプランもありました。
私たちは、前々から家づくりについて計画していたわけではなく、衝動的に家が欲しいと思うようになったので、1から間取りを考えるより、「郷の家」のように自分の希望に合ったプランから、更にカスタマイズが可能という選択肢はとても好都合でした。
規格住宅とは言っても、単にカタログそのままを作るというのではなく、徹底したこだわりを持つ土屋建設の皆さんは、ありとあらゆるアレンジを加えようと、さまざまな提案を出してくれました。
家のサイズや家族構成にぴったり合わせた製作家具、構造材や床材の塗装、壁、屋根など機能と価格のバランスを考慮した上での材質選び・・・。
ちょっとした飾りでも、あるのとないのとでは印象が全く違います。
土屋建設の家には、機能性はもちろん、キラッと光るセンスの良さが随所にちりばめられています。
この家に住み始めて、あっという間に2ヶ月が過ぎました。
実際住んでみると、良い事だけではなく、時には不具合に気付くとこもありますが、土屋建設の皆さんはどんな小さなことでもすぐに見に来てくれて、素早く対処してくれます。
薪ストーブについての感想を書きます。
まず、「ストーブ1台で本当に暖かいのかと、よく尋ねられるのですが、吹き抜けや階段を暖かい空気がどんどん上っていくので、2階やロフトは全く寒さを感じません。
それどころか、真冬にも関わらず、Tシャツ1枚で汗だくになって子供が2階から下りてくることが多々あります。
反対に、薪ストーブの近くは決して暑すぎるということがないので、家じゅうどこにいても快適な温度が保たれています。
土屋建設秘伝の方法で作る「焼き芋」は絶品で、我が家のおもてなし料理の代表格です。
シチューやカレーの鍋をストーブの上に置いておくだけで、信じられないくらい美味しくなります。
休日は薪の整理や焚きつけ用に使う木材を探し歩く等、薪ストーブを中心とした楽しみも随分と増えましたし、薪を運んだり、切ったり、割ったりという作業により、運動不足とストレスが解消されます。
家を買うにあたり、いろいろな面で随分と思い悩み、途中で計画を中止しようかと考えたこともありましたが、今となっては「もっと早く決めておけば良かった」と思っています。
そして、知り合いで家を買おうとしている人がいれば、大手有名メーカーではない「土屋さん」を一番にお勧めしたいです。