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体積の大きな居心地の良いリビングを中心とした暮らしやすい家【伊達市】

アイキャッチ

家族構成 3人(お子様1人)
工期 4ヶ月
構造規模 木造2階
間取り
敷地面積 179.50㎡(54.30坪)
延べ床面積 1F:21.95坪 
2F:8.89坪
建設地 伊達市 末永町

出会い

じつは奥様とは20年前に住んでいたアパートの隣でした。(笑)

家族で仲良くお隣どうしで過ごしていましたが、お互いに引っ越しをし、数年後に室蘭市で開催した完成見学会にご来場頂き、再会しました!

オーナー様は親戚から中古住宅を購入し、建て替えか?リフォームか?を検討しているとの相談を受け、家づくりがスタートしました。


お二人はとても勉強家で本や雑誌、WEBから情報集をめてスクラップブックにまとめて、自らのコンセプトをはっきりとお持ちでした。

家づくりに対する情熱は、家づくりマニアの当社ともピッタリで感動しました!


そして何より、たくさんの見学会に参加されて、数々の新築物件を見て当社を選んで頂けたことは、とても光栄でうれしいのと同時に、気がひきしまりました。

プランニング

当初、築35年の住宅をリフォームによりリセットする事で話が進んでいましたが、現状の基礎や躯体を利用しながらのプランニングでは、内容が限られるのと、リフォームの予算としてはバランスが悪くなってしまうことから、理想を妥協しない「建て替え」という選択になりました。

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建設地は東から南西にかけて公道が隣り合わせで形成されている多角形の角地、西側に住宅が建設されている立地条件です。


朝から夕方まで日当たりの良い土地で、その利点を活かした居室の明るさ、面積ではなく体積の大きな、居心地の良いリビングを中心とした暮らしやすい導線の家にするため、一生懸命にプランニングしました。

リビング

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このお家でもっとも居心地が良く楽しい空間のリビングは、とても広く【17.5帖の高く大きな吹抜のある23帖のLDK+階段室】

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大黒柱の絞り丸太が2階建てまでつながる大きな空間です。

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そこへ、リビングの床と同じレベルにウッドデッキを作ることにより、さらに開放的に感じる大空間になりました。

しかし、伊達市といえども寒い北海道です。もちろん寒くて長い冬にも快適に過ごせる断熱と、楽しく実用的な憧れの薪ストーブは北海道ライフの標準装備です。

夏は開放的に窓を開けても、少し高めに目隠しされた塀のお陰で、外からの目線を気にせずリラックスできる心地良いリビングです。

キッチン

「玄関開けたら直ぐにキッチン」という生活動線と、そこからの各部屋への関わり方を工夫しました。

お料理大好きの方にはご理解いただけると思いますが、シンクの幅が100センチの特注ビッグシンク。シンク上でも作業しやすい3層構造で創られた3ステップシンクです。

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キッチンの下はあえてオープンに創ることで湿度がこもらず、見える収納にすることで、費用の削減にもなりました。

コンロ周りの壁には、お掃除要らずの「稚内珪藻土タイル」を採用。油跳ねをしてもタイルの中に浸み込み、分解してくれるので、シミにもなりません。吸湿消臭にも力を発揮する、生きているタイルです。

キッチンスペースの床は土間にすることで、汚れや水を気にせず料理ができ、ブラシでゴシゴシと水洗いすることも可能です。

ダイニングは丸型。キッチンと同じ高さで、カウンターも併せて制作しました。

薪ストーブ

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薪ストーブはリビングではなく、キッチンの土間スペースに設置することで、灰や木屑も簡単に掃除ができ、日常の管理にも便利です。

玄関

主玄関とは別に、ファミリー用玄関を設け、そこにパントリーを作り隠れる収納を設け、買い物帰りの奥様も家事動線が短く楽ちんです。

サニタリースペース

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キッチン横には洗面台、脱衣場、洗濯、トイレといった水廻りが集約しており、家事全ての作業を一箇所で行えるように設計しました。さらにクローゼットをすぐ隣に配置する事で、「着る、洗う、干す、しまう」の動線もラクラクです。

寝室

後々の老後のことも考えて、寝室は1階が絶対条件!

リビングにもつながり、寝るためだけに目的を絞った、老後も困らない省スペースで5畳という広さで設計しました。

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クローゼットをすぐ隣に別室として造ることで、朝の支度も楽ちん。寝室はウッドデッキとリビングに繋がるベッドだけの心地よい小スペースとなりました。

寝室からサニタリーまで、プライベート空間を一直線につなぎ、生活動線を短縮しました。

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また、埃のたまりやすい寝室は、窓を3面設けることで通風が良く、ウッドデッキとつながり掃除も布団干しにも便利で将来も健康的に清潔な寝室としてお使いいただけると思います。5畳の小さな部屋ですが、開口部が大きいことで、実際の大きさよりも広く感じる寝室です。

クローゼット

あえて造り込まない事で、フレキシブルに家族の変化に対応できるオープンクローゼットとして計画しました。

普段はオープンな収納で管理もラクラク。来客時にはロールスクリーンでさっと目隠しが出来ます。

水廻りとクローゼットが隣接しているので、十分に湿気対策にも配慮した回転窓を2個設置しています。

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