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住宅の価格はどうなる?「ウッドショック」を家づくりのプロが解説

 

2021年4月より住宅業界では「ウッドショック」が大きなニュースとなっています。
各種メディアでも取り上げられ、家づくりを検討されている方は非常に気になっているのでは無いでしょうか?
今回のブログは「ウッドショックって何?」から土屋建設の状況まで書きたい思います。

□ウッドショックって何?

「ウッドショック」とは、端的にいうと「建設用木材の供給量の不足による価格の急上昇と入手難」の事です。
今回のウッドショックの原因は、主にコロナ禍のアメリカで、経済政策の後押しもあり、住宅需要が一気に高まった事がはじまりでした。アメリカが住宅金利ゼロという政策を打ち出し、住宅着工棟数が平常時の5倍に膨らむ事で、アメリカ国内の木材の消費が急増し、木材の価格が高騰しました。

アメリカ産の木材は日本国内の住宅においても、その優れた性質から構造材や内装材として広く使われており、アメリカ国内で高額取引ができるため、日本を含む海外への輸出が極端に減少、価格の高騰だけでなく、そもそも日本へ木材の納入量が大幅に減少する事態となってしまいました。
先物取引ではなんとこれまでの4倍の値が付き、この事から、少なくとも向こう半年は回復は見込めない状態であると言えます。
この影響はその他国からの輸入木材、国産木材の需要の急増、価格の高騰、品薄にまで及んでおり、木造の住宅が大部分を占める日本の建築業界にとって、業界全体を揺るがす異常事態が起きているといえます。

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□土屋建設の現状

国内の住宅市場では「価格が上がっただけでなく、そもそも木材が入荷して来ない」という、深刻な状況となっていますが、土屋建設では今の所、一定の入荷が継続しています。その理由は全国400社のパートナー企業と「共同仕入れ」という仕組みを取り入れている事により、スケールメリットを生かした木材の供給網を築いてきたからです。

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もちろん先々を楽観視はできませんし、価格は高騰しているため、お客様には価格面でこれまで通りには行かない旨の心苦しいお話をする場面も出てくる状況です。

□ウッドショック下の家づくり

木材の価格の高騰により建築費の上昇はもはや避けられない事実ではありますが、それは同時に、限られた予算の中で、理想の家を手に入れるためには、これまで以上に建築業者の「家づくりのプロ」として知識やスキルが重要になってくると言えます。建築業者が以下にあげるポイントをこれまでも大切にして家づくりに取り組んで来ているかを見極めることが大切になってくるでしょう。

  1. ・ 木材を無駄なく大切に使ってきた
  2. ・ 構造の特性に熟知し、無駄なく、性能もデザインも備える設計ができる
  3. ・ 効率の良い工期と現場管理の徹底がされている
  4. ・ お客様との精度の高い打ち合わせが出来ている

 

□土屋建設の強み

わたしたち土屋建設は設計から基礎工事、大工、建具までそれぞれの道の熟練した職人を抱え、育てて来た、今では珍しい「木の家づくり」のプロ集団です。これまで永年培ってきた土屋建設の「強み」がウッドショック下の家づくりにおいて、お客様の夢を実現する解決策となると信じて、これからも実直に「家づくり」と向き合っていこうと考えています。

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□まとめ

  1. ・ 長期化する事も予想されるウッドショックはこれからの家づくりに与える影響は大
  2. ・ 価格の上昇だけでなく、そもそも木材が供給されない事態も
  3. ・ 土屋建設は今の所、安定的に木材を仕入れる事が出来ている
  4. ・ 限られた予算の中で理想の家を建てるには、建築業者の知識やスキルが今まで以上に大切

 

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