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無垢材のメンテナンス方法について建築のプロがご説明します!

 

この記事をご覧の皆さんは
「無垢材を使っているがメンテナンス方法が分からない」
「無垢材のメンテナンスってこんなに簡単で良いの」
このようなお悩みを抱えているかもしれません。
 
そこで、今回は無垢材のメンテナンス方法と簡単で良い理由について解説します。
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□無垢材のメンテナンス方法を紹介

 
無垢材と聞くとメンテナンスが大変そうと思われる方もいらっしゃいますが、結論から言いますと特別なメンテナンスは必要ありません。
ここでは日々のお手入れを簡単に説明しますね。
 
無垢材の日常的なメンテナンスはホコリを取るために掃除機をかけたり、雑巾やモップで乾拭きしたりするだけで大丈夫です。
無垢材は水や油にとても弱いため水拭きは控えるというのが一般的ですが、当社でご提案している赤松の30ミリメートルの床材は、含水率を極限まで下げているので水拭きもご推奨しております!
水拭きすると また無垢の木の香りが発生します。
どうしても汚れが頑固な場合は消しゴムをかけるなどの工夫すると良いですね。
 
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隙間の汚れも基本的に掃除機で掃除すると良いですね。
吸い取れない汚れはつまようじなどを使って掻き出すとキレイに取れますよ。
 
また前述のように無垢材にとって水や油は大敵なので、万が一こぼしてしまった場合はすぐに拭き取りましょうね。
乾いた雑巾、もしくは中性洗剤を溶かしたお湯を含ませた雑巾でしっかりと拭き取ると汚れはキレイに落ちるでしょう。
 

□無垢材のメンテナンスはなぜ簡単で良いの?

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ここまで無垢材のメンテナンスをご紹介しましたが意外と簡単だと思われた方もいらっしゃるでしょう。
実はその通りで、無垢材の性質上本格的な手入れは不要なんです。
 
例えば一般的な木製の家具は最初は表面にオイルが塗られており、水や油、傷から保護されますが、だんだん油分が放出されてメンテナンスとしてオイルを補う必要が出てきますよね。
しかし無垢材の場合は生活していく中で無垢材自体が油分を自然と補給していくので、私たちが別でオイルメンテナンスを行う必要がないんです。
そのため人工的な加工ではなく、自然由来の美しいツヤを楽しめるんですね。
コーティングが施されていない無垢のフローリングは傷や汚れが付きやすいかもしれませんが、それもそれで味があると考えれば、次々に表情を変えていく様子も楽しめるでしょう。
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□まとめ

 
この記事では、無垢材のメンテナンスについて解説しました。
無垢材の日々のメンテナンスは掃除機や乾拭きのみで大丈夫です。
無垢材は他の素材と違って自然と油分を補給するためオイルメンテナンスなどのお手入れが不要なんです。
この記事を新築を建てる際の参考にしていただけると幸いです。

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