TOPブログ > ビニールクロスの壁紙のデメリットとは?詳しく解説します!

ビニールクロスの壁紙のデメリットとは?詳しく解説します!

 

壁紙のリフォームを考えるうえで「ビニールクロスってどんなデメリットがあるのだろう」、「ビニールクロスはなぜ普及しているのだろう」という疑問も出てくるでしょう。

そこで今回は、ビニールクロスが普及した理由とそのデメリットについて紹介します。

□ビニールクロスが普及した理由とは

日本は、戦後から約20年、高度経済成長期を迎えました。
そのような時代背景の中、1960年代に入ってからビニールクロスなどのクロスが登場しました。

それまでの日本では、漆喰や聚楽壁、珪藻土などの湿式工法を使った土壁がメインでした。
しかし、これらはプロの職人さんしか施工できなかったので、工期が長くかかりました。

そして、石膏ボードを施工して、糊をつけたのちに壁紙を張る乾式工法が登場しました。
施工も楽かつ工期も非常に短いため、短期間にたくさんの家のリフォームや建築ができるようになりました。

その利便性などによって、湿式工法から乾式工法へとってかわることになりました。
壁紙リフォームの現場でも、ビニールクロスが主流になりました。

有機質vs無機質_01

□ビニールクロスのデメリットとは

ビニールクロスは今やたくさん使われるようになりましたが、様々なデメリットがあります。

1つ目は、生活臭がこもることです。

ビニールクロスは立体的に仕上げるために、発泡剤を混ぜてスポンジのような構造にしています。
そのため、家での臭いが塩ビのスポンジに取り込まれて、こもることがあります。
家でタバコを吸う場合、タバコのタールは特にこもりやすく、直すことが難しいです。
他にも、例えばニンニク料理などの生活臭がこもるのは嫌ですよね。

2つ目は、見た目の安っぽさです。

ビニールクロスは、光が反射して光るために安っぽくなってしまいます。
リビングやダイニングなどの居住空間に使う場合は目立つかもしれません。

3つ目は、有害物質です。

ビニールクロスの普及につれ、ホルムアルデヒドなどの有害物質によるシックハウス症候群が社会問題となっています。
また、環境にやさしいビニールクロスの開発や自主規制などによって、これらの改善に努められていますが、有害物質をゼロにするということはできません。
そのため、問題はまだ解決していません。

□まとめ

今回は、ビニールクロスが普及した理由とそのデメリットについて紹介しました。
今ではたくさん普及したビニールクロスですが、デメリットはいくつか存在します。
壁紙のリフォームについてご不明な点等ございましたら、ぜひ当社にご相談ください。

吸湿作用

============================

ご連絡はLINEが便利です!
建築途中の建物をご案内することも可能です。
今ならお友達追加特典ございます!!

============================


友だち追加